リハビリテーション科

特色

当リハビリテーション科は、部長(医師)、理学療法士8名、作業療法士4名、言語聴覚士1名、心理判定員1名、マッサージ師1名、診療補助員1名より構成されています。北海道唯一の脊損センターとして、特に脊髄損傷のリハビリテーションに力を入れており、昭和30年の開院当初からの外傷による脊髄損傷患者さんの症例数は1400例以上と、豊富な経験と実績を上げています。「腰痛疾患の予防・診断・治療」と「脊椎脊髄損傷に対する超急性期から社会復帰までの包括的医療」を中心に治療及び訓練を行っています。

理学療法

訓練室

訓練室では重りを用いた筋力訓練、マット上での基本動作訓練(寝返り、起き上がり、坐位)、平行棒や歩行器、杖を使用した歩行訓練などを行っています。


物理療法

ホットパック、牽引(骨盤、頸椎)療法を中心に、パラフィン、低周波、レーザー、超音波、マッサージなどを行っています。


義肢装具制作室

採型や修理はここで行います。


障害者スポーツ

車いすバスケットや車いすラグビーなどの障害者スポーツに取り組んでいます。

美唄市で開催されているピパオイカップ車いすバスケットボール選手権大会や北海道で唯一の車椅子ラグビーチーム「北海道ビッグディッパーズ」を応援しています。

第10回ピパオイカップ北海道ビッグディッパーズ

作業療法

訓練室

上肢機能訓練、巧緻訓練を行います。


作業療法室に練習用自動車を設置しています
足の不自由な方がご自身で運転できる手動運転装置を装備した車です。

リハビリテーション科を受診されている患者さん
及びご家族を対象として
  • * 自動車への乗り降り、車いすの車内積み込み
      ハンドル操作などの練習ができます。
  • * ご家族の方には介助方法を指導いたします。
  • * 練習はリハビリスタッフとともに行います。

ADL室

家庭復帰を目的としたトイレ、入浴、調理等の訓練を行います。


言語療法

訓練室

失語症、構音障害などコミュニケーションの障害や嚥下障害のある方に訓練、指導を行います。


学会・論文発表

論文発表

佐藤貴一 【病期別理学療法ガイドライン】頸髄損傷の病期別理学療法ガイドライン
理学療法 19(1). Page65-75, 2002
牧野均
白土 修
慢性腰痛症患者における体幹筋力と呼吸機能の関係〜新たなる体幹筋力評価と増強訓練の開発に向けて
日本腰痛学会雑誌. 2002.10
佐藤貴一 【脊椎疾患の装具療法】高齢者の脊椎圧迫骨折に対する装具療法
日本義肢装具学会誌 19(3). Page197-204, 2003
佐藤貴一 【頸髄損傷Now】高位頸髄損傷と理学療法
理学療法 21(8). Page1035-1044, 2004
佐藤貴一 車いすバスケットボールプレーヤーにおける上腕ベクトルによる肩関節運動の評価の試み
リハビリテーションスポーツ 24(1). Page27, 2005
川瀬真史 小規模事業場における腰痛の疫学調査と腰痛予防へのアプローチ
セラピストのためのリハビリテーション医療, 田中宏太佳, 他(編). pp283-288, 永井書店, 2005
遠山あづさ 脊髄損傷者の就労状況
セラピストのためのリハビリテーション医療, 田中宏太佳, 他(編). pp257-262, 永井書店, 2005
小渡充 脊髄損傷患者に対する簡易式トランスファーボードの試作
セラピストのためのリハビリテーション医療, 田中宏太佳, 他(編). pp391−394, 永井書店, 2005
川路雅之 腰痛症に対する心理的アプローチ
セラピストのためのリハビリテーション医療, 田中宏太佳, 他(編). pp289-294, 永井書店, 2005
川瀬真史 内側股継手付長下肢装具
脊髄損傷理学療法マニュアル, 岩崎 洋(編). pp148-153, 文光堂, 2006
佐藤貴一 スペシャルオリンピックスにおける理学療法士の活動 スペシャルオリンピックス 冬季世界大会・長野
北海道理学療法 23 Page106-109, 2006
遠山あづさ
佐藤貴一
ウィルチェアラグビーチーム結成への取り組み
北海道理学療法 23 : 110-114, 2006
川瀬真史 【「腰痛症」の要因と理学療法】腰痛症に対する運動療法と生活指導
理学療法ジャーナル page123-, 2007
佐藤貴一 【動画でみる臨床動作分析のポイント】動画でみる頸椎・頸髄損傷患者の臨床動作.
理学療法 24(8): 1051-1059, 2007
小渡充 頚髄損傷.
身体作業療法クイックリファレンス, 坪田貞子, 他(編).pp207-218, 文光堂, 2008
山本昌明
楫野知道
須田浩太
胸椎転移性骨腫瘍による対麻痺患者のリハビリテーションとチームアプローチの経験.
日本脊髄障害医学会雑誌22(1) : 88-89. 2009
佐藤貴一 脊椎装具に強くなる! Basics & Tips リュックサック型体幹装具.
脊椎脊髄ジャーナル22(3): 313-318, 2009.
山本昌明
戸渡富民宏
楫野知道
須田浩太
【いますぐ実践したい 整形外科病棟のADLケア】脊髄損傷など神経麻痺を呈する下肢麻痺患者の歩行訓練.
整形外科看護14(3) : 231-235, 2009.
佐藤貴一 頸椎症の機能解剖学的特性.
理学療法27(6): 739-741, 2010.
戸渡富民宏 脊髄損傷の運動療法.
標準理学療法学 運動療法学 各論, 第3版, 吉尾雅春(編), pp204-226, 医学書院, 2010.
戸渡富民宏
中山彰一
脊髄損傷.
理学療法ハンドブック 疾患別・理学療法基本プログラム 改訂第4版, 細田多穂, 柳澤健(編), pp383-454, 協同医書出版社, 2010.
戸渡富民宏 C4〜5レベルの不全麻痺.
理学療法ハンドブック 疾患別・理学療法の臨床思考 改訂第4版, 細田多穂, 柳澤健(編), pp203-211, 協同医書出版社, 2010.

学会発表

佐藤貴一 Ambulatory Perfomance of Spinal Cord Injured-Patients:Comparison Between Therpaeutic And Functional Ambulators.
13th International Congress of the World Confederation for Physical Therapy 1999.5.23-28, Yokohama, JAPAN
牧野均 持ち上げ動作の相違による傍脊柱筋筋電図変化について.
第50回日本職業災害医学会 2002.10.25-26, 北九州市
川路雅之
須田浩太
種市洋
金田清志
腰痛患者における心理的側面の評価-MMPIとSDSの比較検討-.
第50回日本職業・災害医学会 2002.10.25-26, 北九州市
山本昌明 頚椎疾患患者に対する等尺性頸部筋力評価.
北海道理学療法士学会 2002.11.9
牧野均 腰痛患者における呼吸機能〜急性期から慢性期に至る呼吸機能の差異.
第10回日本腰痛学会 2002.11.23-2, 富山市
牧野均 頸髄損傷患者に対する肺理学療法の効果〜集中的に肺理学療法を行った一症例〜
第37回日本脊髄障害医学会, 2002.11.8-9, 和歌山市
牧野均 体幹筋力と呼吸機能(第2報)〜肺活量に対し体幹筋力の何が影響するか〜
第53回北海道理学療法士学会, 2002.11.9-10, 函館市
牧野均 太っている人は、体重を支えるために膝周囲筋が強いのではないか?
第53回北海道理学療法士学会, 2002.11.9-10, 函館市
小渡充 脊髄損傷患者に対する簡易式トランスファーボードの試作.
第33回北海道作業療法士会, 2002 , 岩見沢市
京谷政昭 脊髄損傷者のプッシュアップ動作分析 その2.
第33回北海道作業療法士会, 2002 , 岩見沢市
佐藤貴一 Development of The Portable Three-Dimensional Motion Analyzing System with Home Digital Video Camcorders.
14th International Congress of the World Confederation for Physical Therapy 2003.6.9-14, Barcelona, SPAIN
牧野均 The Difference of Respiratory Function between the Acute and Chronic Stage in the Patients with Low-Back Pain.
14th WCPT Congress, 2003, Barcelona
川瀬真史
種市洋
金田清志
白土修
勤労者における腰痛予防の教育的ツールと運動療法の検討
第51回日本職業・災害医学会, 2003.11.19-20, 横浜市
川瀬真史 勤労者の腰痛予防へのアプローチ
第54回北海道理学療法士学術大会, 2003.11.8-9, 札幌市
林徹哉 家庭用ビデオカメラを用いた3次元動作解析の試み
第33回全国労災リハビリテーション技師会全国研修会, 2003
牧野均 持ち上げ動作の相違による傍脊柱筋筋電図変化について
第38回日本理学療法学術集会, 2003 , 長野市
牧野均 Kultenborn-Evjenth Conceptにおける症状誘発緩和テストを用いた腰痛調査
第26回日本プライマリケア学会, 2003 , 札幌市
牧野均 脊髄損傷者における生活習慣病の調査〜退院10年後の検討〜
第51回日本職業災害医学会, 2003, 横浜市
川瀬真史
佐藤貴一
楫野知道
金田清志
急性期病院における回復期リハビリテーション病棟の現状
第55回北海道理学療法士学術大会, 2004.10.30-31, 旭川市
遠山あづさ
佐藤貴一
ウィルチェアーラグビーチーム結成への取り組み
第55回北海道理学療法士会学術大会, 2004.10.30-31,旭川市
牧野均 美唄労災病院における脊髄損傷のリハビリテーションの50年
第52回日本職業災害医学会, 2004, 岡山市
小渡充 脊損女性の家庭復帰へのアプローチ
第35回北海道作業療法士会, 2004, 函館市
京谷政昭 肘関節伸展機能しない頸髄損傷者の移乗動作における一考察
第35回北海道作業療法士会, 2004, 函館市
小渡充 三次元動作分析装置を用いた頚椎症の評価の試行
第36回北海道作業療法士会, 2005,11.5-6, 旭川市
京谷政昭 頸髄損傷者スポーツに対する地域での作業療法士の活動について
第36回北海道作業療法士会, 2005,11.5-6, 旭川市
牧野均 美唄労災病院における脊髄損傷治療の50年−第2報−
第53回日本職業災害医学会, 2005, 大阪市
遠山あづさ
佐藤貴一
京谷政昭
ウィルチェアーラグビーにおけるプレイヤーの身体機能評価
第56回北海道理学療法士会学術大会, 2005, 帯広市
京谷政昭 腰椎固定術後患者に対する作業療法の重要性について
第54回日本職業・災害医学会, 2006.11.9-10, 横浜市
山本昌明 強制的介助歩行を行い、歩様に改善がみられた痙性の強い中心性頚髄損傷患者の一例
第58回北海道理学療法士学術大会,2007.11.3-4,札幌市
小渡充 空間方向感知センサーを用いたパソコン入力装置を用いた経験
第39回北海道作業療法学会, 2008, 千歳市
京谷政昭 当院における手動運転装置付き自動車の導入紹介
第39回北海道作業療法学会, 2008, 千歳市
戸渡富民宏
町中潤子
楫野知道
須田浩太
当センターにおける脊髄損傷リハビリテーションの現状と課題
第44回日本脊髄障害医学会, 2009.11, 東京